あなたは今まさにトラックの購入を検討しているかもしれません。

はたまた、既にトラックを所有しているものの、違うサイズのトラックの購入を視野に入れているかもしれません。

 

トラックを購入する時、当然のように売り上げのメドを立てることと思います。

荷主の出荷形態、出荷量等を目安として必要に合わせて購入するのが普通でしょう。

 

ですが、私のような底辺の会社にいた身としては、直荷なども当然なく、基本はフリーで動かさざるを得なかったのです。

誤解のないよう説明しますが、リスク分散を考慮し、戦略的にフリーで動かすこともあるでしょう。

 

そこでフリーで動かすのを前提とした場合に、4tトラックと10tトラックのどちらが良いのかを検討してみます。

配車マンの腕次第と言ってしまうとそれまでなのですが、新たな車種を購入する際の目安にもなるかと思います。

 

ここでは数年前に私が実際に動かしていた、4tと10tのデータをお見せします。

先ずは一読してください。

トータルコストを考えた慎重なトラック選びの判断基準になることをお約束します。

 

 

それでは確認していきましょう。

 

はじめに

本来なら社外秘の資料なのですが、私は既に現役を退いている為に公表させてもらいます。

同業他社では絶対に教えてくれないでしょう。

 

また、私は大阪で配車をしていました。

長距離配車を得意としていたので、当然大阪発を立ち便とし、関東からの荷物は帰り便となります。

 

尚、いわゆる”自社の荷物”である直荷は皆無でした。

私が数年奮闘し、築いてきた協力会社との関係で得た荷物・運賃です。

それらを当時、自社車両:預かり車や帰り車=3:7くらいの比率で配車していました。

 

以上のことを踏まえてご覧ください。

 

10tトラック

新車2年目の日野製のウィングトラックです。

 

図の説明

運送収入

当然、トラックの売り上げです。

基本的に関西~関東の往復便を月に10往復していたデータとなります。

主に混載便で動いていた割りには大した数字ではないかもしれません。

 

世間一般で言われる「ニッパチ」2月と8月だけではなく、5月と6月も運送業界はヒマだと毎年思います。

ここの乗り切り方で年間売上は変わるかとも思います。

燃料費

軽油とオイル交換、グリスアップ等の油脂類を含めた数字です。

この年の軽油平均単価を調べると¥112となっています、凄く高い印象を受けます。

いや、やはり高過ぎて参考にならないでしょう。

修繕費

修理にかかった費用とタイヤ代、車検費用も含まれます。

おそらく10月にタイヤを交換して12月に車検を受けていると思われます。

通行料

高速料金や有料道路にかかる費用です。

業務内容を考えると、比較的頑張ってくれているのが伺えます。

人件費

ドライバーの給与となりますが、様々なケースがあると思うので空白にしておきました。

 

保険料

車両にかかる保険料となります。

任意保険だけとなっています。

減価償却費

あくまで車両のリース代を記載しております。

通常、減価償却と言えば、色々と計算して年々変動するかと思いますが、手を抜いていたのでしょう。

 

車両利益

収入となるのは運送収入となる売り上げだけなので、そこから全ての経費を差し引いた金額です。

上記の図では人件費を空白としているので、それも考慮する必要があります。

 

考察

古い資料ですので参考にしにくいかと思う部分もあります。

個人的な意見としては10tを運用して利益を残していくのは結構大変かと思います。

 

4tトラック

新車2年目の日野製のウィングトラックです。

考察

関西~関東間の長距離をメインとしたデータです。

1週間に2往復、月間8回として間に地場を挟んでおります。

8月の売り上げは何かあったのでしょうか?

車検を受けた記録がないので入力漏れがあるにしても利益率が高いですね。

 

比較

高速料金

普通車を1とした場合、中型1.2大型1.65となりますので

普通車で1,000円の料金であれば、4tで1,200円、10tで1,650円となります。

 

燃費

乗り方次第と言ってしまえばそれまでになってしまいますが、4tの方が若干燃費が良いです。

長距離をメインとして地場や中距離を総合的に見た場合

4t:1L辺り5km

10t:1L辺り4km

といったところかと思います。

徹底した燃費走行を遵守している会社であればもっと良い数値を叩きだしているでしょう。

 

運賃

単純に帰り便運賃を適用した場合に関西~関東で

4t:50,000円

10t:70,000円

といったところでしょうか?

 

まとめ

あなたも感じていたかもしれませんが、やはりフリーで動かすという前提であれば4tが圧倒的に有利かと思います。

経費が比較的かからない為、残るお金が多いのは言うまでもありません。

あくまで私の数値ですので、比較にならない部分も多いかとは思います。

ですが、新規で運送会社を立ち上げて4tトラックを先ずは揃える会社が多いのも事実です。

 

とは言え、使いやすさという面では10tトラックの方が圧倒的でした。

大は小を兼ねると言いますが、ほとんど何でも積めるので配車自体はしやすいです。

4tトラックは過積載の心配もありますしね。

 

しかし、あなたの環境に依存するのも事実です。

荷主が10t荷物が多いのであれば10tトラックが必要になるのは言うまでもありません。

 

一概に全てにあてはまるデータではないので、絶対にコッチが良いというのはありません。

ただ、あなたの会社に少しでも利益が残るような戦略は必要でしょう。

車両購入の際、参考にして頂ければ幸いです。

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