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レンタカー事業を始めるなら個人開業?フランチャイズ加盟?

 

ひょっとするとあなたはレンタカー事業を始めようと思っているかもしれません。

その始め方として、まるっきり個人で始めるのか、はたまたフランチャイズ(以後FCと呼びます)に加盟するのかを一度は検討されたことと思います。

 

それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが正解というものではありません。

あなたの現状によってどちらが有利に働くのかも左右されることと思います。

 

今回はそれぞれの違いについて簡単に説明していきたいと思います。

先ずは一読してください。

あなたがどちらで始めるのが良いのかを決める指針となることをお約束します。

 

それでは確認していきましょう。

 

Contents

初期投資費用

最初に少し古い資料ですが既存の大手事業者のFCに参入する場合の費用がどの程度なのでしょう?

事業者 初期費用 月額費用
W社 50万円 7.5万円
N社 98万円 4.5万円
I社 50万円 5万円
V社 40万円 7.5万円
C社 30万円 3万円

この初期費用には諸々の開業に必要なサポートが含まれている模様です。

営業所や車庫の斡旋、開業研修、レンタカー許可取得支援(それぞれ別途必要な事業者アリ)等。

敢えて掲載しませんでしたが、加盟料に300万円必要な事業者もあります。

 

また月額費用に関しても、個人で始める場合と違って優遇を受けられる模様です。

保険料、システム利用料等。

 

当然と言えば当然なのですが、レンタカーを始めるからには車両は必要です。

FCに加盟していても車両費は別にかかります。

どのFCもリースとして車両は貸し出してくれるのですが、取り立てて安いと感じる金額ではありません。

 

それぞれのメリット・デメリット

では初期投資だけでなく、トータルで比較してみましょう。

個人開業 FC加盟
初期投資 安い 高い
サポート 皆無 完全
本気度 低い(副業向け?) 高い
規模 少数向 多数向
途中離脱 しやすい しにくい

かなり私の主観が入ってしまいましたが、そんなに間違っていないと思います。

 

初期投資

どうしてもFCの加盟料がかかる分、手軽さでは個人に分がありそうです。

サポート

FCは研修を始めとして、立地から車両、営業方法まで全て面倒を見てくれるのが大きいですね。

本気度

個人であれば、おそらく副業感覚で始める方が多数でしょうが、これはどちらが良いとか悪いの話でもないので難しいところです。

規模

FCであれば10台以上、将来的には数十台を回していくことを視野に入れられるかと思います。

個人ですと遊んでいる車両をレンタカーとしてという方が多いかと思いますので探りながら始めることも可能でしょう。

途中離脱

FCに加盟するとなると、どうしても初期投資を回収するまでは離脱しにくくなります。

その点、個人であれば気負いなく営業できることかと思います。

 

それらを踏まえて分類すると

FCが良い方

  • レンタカー事業を始めたいけど完全バックアップが欲しい方
  • 脱サラしてレンタカー事業でのしあがる位の意気込みがある方

個人開業が良い方

  • 修理工場等の本業があり、遊ばせている車両がもったいないからレンタカーを始めようか?といった方

といった感じでしょうか?

 

まとめ

FCに加盟してレンタカー事業を始めたけど失敗した人もいるはずです。

ですが、成功を収めている人も実在します。

何かを始めるのはギャンブル的要素が少なからず介入するからです。

ですが、事前のリサーチや緻密な計算でギャンブル要素を減らすこともできるはずです。

 

近年成長を続けるレンタカー業界。

遊ばせている車両は資産を寝かすことと一緒ですが、レンタカーにすれば減価償却ができます。

気軽にでも良いし、ガッツリでも良いです。

あなたが始めようとするのであれば応援してくれる人が必ずいます。

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