※画像の車両は償却制度とは一切関係ありません

 

このタイトルに食いついたあなたは、現在償却ドライバーなのかもしれません。

はたまた、今後償却ドライバーになろうかと悩んでいるのかもしれません。

どちらにしても、相当な努力家であることに変わりはないかと思います。

 

というのも、私が配車をしていた時も何人かの償却ドライバーを見てきましたが、すべからく”デキるドライバー”でした。

同じ仕事をさせても、圧倒的に仕事が早かったのです。

それは力があるからとかの次元ではなく、根本的に賢く、要領や段取りが良くないと務まらないからでしょうか。

 

そのように、個体的には優れている人が多いのですが、償却という選択肢が本当に賢いのでしょうか?

今回はそんな償却制度について言及してみたいと思います。

先ずは一読してください。

あなたの考えが少しでも変わることをお約束します。

 

こちらも合わせて読むことをオススメします。

一般貨物自動車運送事業(営業ナンバー)の許可は不要?

 

それでは確認していきましょう。

 

運送業の償却とは?

私は償却の定義としては2種類存在すると思っております。

それぞれ確認していきましょう。

個人償却制度

運送会社に勤めているドライバーの給料形態が償却制度となっている場合を指します。

通常、ドライバーの給料形態として”固定給”と”歩合給”の2種類に分かれるかと思います。

その第3の給料形態としての償却制度を導入している会社が存在します。

 

固定給について説明は必要ないことでしょう。

歩合給と言っても会社単位でそれぞれ変わってくるかと思います。

”売り上げの数%”や”売り上げから高速代を引いて数%”といった会社が多いのではないでしょうか?

それを限りなく償却に近い形態で運営する会社の具体例として

売り上げ-看板料(15%前後)-燃料代-高速代-諸経費(タイヤ、部品、車検等)

ただ、給料形態としての償却制度なので、社会保険等には加入させていたり、故障したら段取りを会社がするといった具合です。

 

この制度の一番の欠点はトラックの所有権となるのではないでしょうか?

会社はトラックに掛かる経費を殆ど全てドライバーに押し付けています。

では、ドライバーが辞める時にトラックは誰のものになるのでしょう?

ドライバー視点では、”俺のトラック”と主張したくもなるでしょう。

会社視点では、”あくまで給料形態として償却制度を導入していただけだから、トラックはリースしてただけ”と主張してきます。

結局、どちらも違法行為をしていたのだから出るところに出れないという結果に終わるでしょう。

 

償却ドライバー

こちらは自分でトラックを購入して営業ナンバーを借りて営業をしている方を指します。

車両代を始めとし、必要経費は全て自分持ち。

ただ、個人事業主みたいなものだから、看板料(ナンバーを借りる月額)意外は売り上げが全て自分の収入となる方ですね。

 

運送会社に勤めているドライバーと比較すると、実入りも多いことかと思います。

また、売り上げをいかにして上げるかと常に考えているので、段取りも非常に良く機転も効く人が多いです。

償却ドライバーを受け入れる運送会社も多くあるので、一度始めると勤め人には戻れなくなる気持ちも分かります。

 

ですが、これも所有権のリスクが伴います。

償却ドライバーと言っても白ナンバーで営業できると思っている人はいません。

個人で営業ナンバーは付けれないことは承知でしょうから、当然、ナンバーを借りてトラックに乗っているわけです。

つまり、車検証の所有者・使用者が自分とはなっていないのです

そうすると、ナンバーを貸している会社が倒産した時=トラックを持っていかれる時となるわけです。

そんなのやるせないですよね。

 

認識しておかなければいけないこと

名義貸しは違法とか小さいことを言うつもりは毛頭ありません。

かといって、それを勧めたりもするスタンスではありません。

 

償却はあくまで車両の手配や経費を自分でみるリスクを負って、収入を増やす手段の一つといっていいでしょう。

頑張った分だけ、寝ずに走った分だけ、自分の実入りとなるなら出来る限り頑張るのではないでしょうか?

 

では、あなたが運ぶ荷物を配車しているのは誰ですか?

ほとんどの方は特定の運送会社や水屋の配車で専属で動いているかと思います。

その配車は何故、あなたを使っているのでしょう?

言うまでもありませんが、あなたが貰う以上の運賃を得ているわけです。

あなたが頑張れば頑張るほど、配車があなた以上に儲かっているのです。

 

まとめ

あなたが償却ドライバーであったなら、おそらく運送会社で配車業務をしたことがないかと思います。

なぜなら、配車業務をしていたなら償却ドライバーをするより配車をしていた方が儲かることが分かっているからです。

 

手厳しいことや、言いにくいことを今回はズバっと書いてみました。

ですが、残念ながら事実です。

事実から目を背けて今後続けていくのもいいでしょう。

ですが、それだけの賢さをもっているのに償却ドライバーで終わらせるのがもったいないと思って、あえて苦言を呈しているのです。

 

あなたは「俺はトラックに乗ることしかできないし」と言うかもしれません。

大丈夫です、あなたの賢さがあれば、運送会社を始めてみてもうまくいくかと思います。

あなたは「配車とか仕事を取る自信が・・・」と言うかもしれません。

大丈夫です、仕事はあなたの今までの頑張りについてきます。

(よろしければコチラのページもご覧ください)

運送業の実務|会社を立ち上げてから荷物を新規開拓するには?

 

あなたの今までの頑張りを続けることができるなら、自分で会社を興してもきっとうまくいくと思います。

今後はあなたが後ろめたい気持ちを持つことなく堂々としてほしいのです。

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