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運送業の許可申請|行政書士に依頼するメリット・デメリット

 

ひょっとすると、あなたは一般貨物自動車運送事業の許可を取得しようと思っているかもしれません。

もしくは、それ以前の段階で、許可を取得する為の情報収集段階かもしれません。

どちらにしても、おそらく行政書士に依頼することかと思います。

 

では、行政書士に依頼するメリットは何でしょう?

「面倒だから」「大変そうだから」といった理由が一番多いとは思います。

では、本当に行政書士に依頼しないと一般貨物自動車運送事業の許可は取得できないのでしょうか?

 

行政書士とは、基本的に許認可の専門家です。

ですが、あくまで専門家であるに過ぎず、知識さえあれば、あなた自身で取得することは可能です。

 

ここでは、一般貨物自動車運送事業の許可を取得する際、行政書士に依頼するメリット・デメリットを比較していきます。

メリットとデメリット、それぞれを詳しく丁寧に解説させてもらいます。

先ずは一読してください。

あなたが一般貨物自動車運送事業の許可を取得する際の判断基準になることをお約束します。

 

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それでは確認していきましょう。

 

Contents

メリット

おそらく、あなたの周りの運送業開業者は、ほとんど行政書士に依頼して一般貨物自動車運送事業の許可を取得しているかと思います。

行政書士に依頼するメリットとは何でしょうか?

 

法知識を持っている

一般貨物自動車運送事業の許可を取得するには、様々な法律が絡み合ってきます。

貨物自動車運送運送事業法をはじめ、道路運送車両法、道路交通法、労基関連にしても労働基準法等、多数にのぼります。

一般の方と専門家を比較した場合、知識量が違うのは当然のことでしょう。

 

慣れている

あなたが、一般貨物自動車運送事業の許可を取得するのは一生に一度きりかもしれません。

ですが、行政書士はそれを職業としているので、年間数件の許可を取得しています。

ちょっとしたトラブルやアクシデントへの対応には、やはり差が出てしまいます。

 

短期間で取得できる

知識もあり、慣れているが故に、最短で取得することができます。

あなたが頑張って、インターネットで知識をつけ、分からないことを陸運局等で質問し、一般貨物自動車運送事業の許可を取得しようと思ったところで、逆立ちしても専門家の取得期間より長期間かかるでしょう。

 

仮にあなたば現役バリバリのトラックドライバーだとします。

全くのドライバー経験がない方と、同じ目的地へ向かった場合に、目的地へ到着する時間は、間違いなくあなたの方が速いでしょう。

なぜなら、あなたは道路を知っているから地図を見る必要もないし、運転にも慣れているし、渋滞する場所も分かっているから避けることもできるからです。

 

 

デメリット

費用がかかる

これは仕方がないことかもしれません。

莫大な知識と経験を培って、それを仕事として生きていますので、それ相応の対価を支払う必要があります。

 

仮にあなたが車のオイル交換の必要を感じたとします。

自分ではしたことがないにしても、今はインターネットなどでオイル交換方法も掲載されていることでしょう。

自分ですれば、工賃もかからないのは言うまでもありません。

しかし、オイルを自らで買ってくるまではできたとしても、ドレンボルトを外して締める作業も出てきます。

そこで、工具も必要だと気付きました。

更に、オイルフィルターも交換する必要性に気付きました。

挙句、廃油の処理をどうしていいか分からなくなりました。

それでも最後は何とかなったとしても、その苦労が最初から分かっていれば、整備工場に車を持ち込んでいたかもしれません。

 

つまり、行政書士は整備工場みたいなものなのです。

丸投げしておけば、勝手にやってくれるし、自分で作業するより早いのです。

その対価と考えれば、いたしかたないでしょう。

 

長期間かかる可能性がある

あなたは「何を言ってるんだ?」と思ったかもしれません。

ですが、あなたが自ら取得するよりも長期間かかってしまうケースが稀にあります。

 

行政書士は許認可の専門家です。

ですが、それぞれに更に専門分野があります。

運送業の許可専門ではない行政書士に依頼した場合、そのような可能性があります。

つまり、専門ではない=素人同然なのです。

 

それでも、職人気質がある行政書士であれば必死になってやってくれるでしょう。

しかし、残念ながらそういった方ばかりでない現実もあります。

 

あなたが不愉快な思いをしたくないのであれば、行政書士に依頼する際は、絶対に運送業許可を専門としている方に依頼してください。

 

まとめ

行政書士の仕事内容は、全てあなたが自分で出来ることです。

これは、弁護士であっても一緒で、仮にあなたが裁判沙汰になっても弁護人の有無だけの問題となります。

自分にとってメリット・デメリットを比較した際、メリットが勝つから依頼するのだと思います。

 

一般貨物自動車運送事業の許可を取得するのもそうです。

時間をかけて、知識を得て、失敗を繰り返せば最後は取得できるでしょう。

行政書士に依頼するのは、そういった時間や知識を、対価を支払って買うようなものだと思います。

どちらにしても、あなたが、最終的に一般貨物自動車運送事業の許可が取得できれば、それで良いのです。

 

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